はい、宣言通り俺的W杯2006ドイツ大会ベストゲーム10発表です。
先ず、得点基準を説明しますと
・試合内容(25点)これはその試合の内容に関するものです。
見てて感動すら覚える試合だと高得点です。
逆に、試合に水を差すような退場劇は減点対象です。
・得点内容(25点)これはその試合で生まれた得点の内容に関するものです。
大会のベストゲームになるようなゴール、
もの凄く印象に残るゴール、このようなゴールが生まれた試合は
大抵高得点です。
が、生まれたゴールがPKでのゴールのみの場合は減点対象です。
また、スコアレスの場合も含め、キーパーの好セーブも
得点の対象としました。
・個人的熱狂度(50点)1番配点の大きいこれは、俺がその試合を観てて
どれだけ興奮、熱狂したかに関するものです。
まぁ上の2つの得点が高得点ならば大抵高得点です。
また、試合内容と同じく退場者が出た試合、
得点内容と同じく生まれた得点がPKのみの場合
そして、大差が付いた試合は減点対象です。
これらの得点基準を基に、W杯全64試合に得点を付けていきました。
あくまで俺のサッカー観から算出された得点ですので
あまり深く考えないで下さい。
サッカー観は人それぞれなので
自分のサッカー観と違くても一切批判は受け付けませんので。
では、俺の選んだ
W杯2006ドイツ大会ベストゲーム10、行ってみましょうか。
第10位2006.6.21 1次リーグC組第3節
オランダ0-0
アルゼンチン(フランンクフルト)
試:21点
得:20点
熱:38点
計:79点死のC組第3節。優勝候補同士の激突となったこの試合。
既に両チーム2連勝で1次リーグ突破を決めていた。
だが、両チーム共にほぼベストのメンバーを組んできた。
アルヘンは注目のメッシーが先発した。
試合はアルヘンのペースで進むも、オランダの守備を
崩す事が出来なかった。オランダの攻めもアルヘンの守備に
交わされるなど、この試合は両チームの守備陣が光った試合だった。
オランダはこの試合もエースのニステルが不調。
後半10分には交代を告げられた。この時点で既に、
オランダのベスト16敗退は見えていたのかもしれない。
第9位2006.6.26 決勝T1回戦
スイス0-0(PK0-3)
ウクライナ(ケルン)
試:21点
得:20点
熱:38点
計:79点1次リーグ無失点で決勝Tに進出してきたスイスと、
初戦大敗も、そこから盛り返してきたウクライナの対戦。
序盤からウクライナはシェバのヘッド、
スイスはフレイのFKがバーに阻まれるなどの不運に見舞われる。
後半は両チーム共に決定機で決める事が出来ず、延長戦に突入。
延長戦でも、お互いにチャンスを活かせず、
今大会初のPK戦へ。
ウクライナは1人目のシェバが止められるも、キーパーの
ショフコフスキーの好セーブなどで、スイスが1本も決められない間に、ウクライナは残り3人が全員決めて勝利。
スイスは史上初の無失点敗退チームとなった。
第8位2006.6.23 1次リーグG組第3節
スイス2-0
韓国(ハノーファー)
得点者:前半23分センデロス(ス)、後半32分フレイ(ス)
試:21点
得:19点
熱:40点
計:80点前節勝利しG組首位に立ったスイスと、それを得失点差で追いかける
韓国の対戦。スイスは引き分け以上で1次リーグ突破が決まる。
前半から激しい展開になる。試合が動いたのは前半23分。
右サイドからのFKをセンデロスが頭を切りながらも執念のゴール。
スイスはこれで後は守るだけとなった。
だが、後半6分のセンデロスの負傷交代から流れが変わる。
制空権が取れないスイス守備陣は韓国に何度もゴールを脅かされる。
しかし、後半32分にカウンターからフレイがゴール。
韓国は守備陣のオフサイドのセルフジャッジが痛かった。
その後は韓国が怒涛の猛攻をするも、
最後までスイスのネットは揺れなかった。
第7位2006.6.9 1次リーグA組第1節
ドイツ4-2
コスタリカ(ミュンヘン)
得点者:前半6分ラーム(独)、前半12分ワンチョペ(コ)、前半17分クローゼ(独)、後半16分クローゼ(独)、後半28分ワンチョペ(コ)、後半42分フリンクス(独)
試:19点
得:21点
熱:40点
計:80点開幕戦となったこの試合は、素晴らしいゴールの応酬となった。
開幕ゴールはラーム。左サイドから右足を振りぬき
スーパーゴールを決める。だが、6分後にコスタリカが
エースワンチョペのゴールで同点とすると、
すかさずドイツのエースクローゼが決め突き放す。
後半、両チーム1点ずつ取り、極めつけは終了間際に
フリンクスのスーパーミドルが決まった。
結局試合は全てに圧倒した開催国ドイツが、守備陣の不安を
スーパーゴールで吹き飛ばす内容で開幕戦を制した。
第6位2006.6.30 準々決勝
ドイツ1-1(PK4-2)
アルゼンチン(オリンピア)
得点者:後半4分アジャラ(ア)、後半35分クローゼ(独)
試:22点
得:20点
熱:39点
計:81点優勝候補同士の激突は後半4分に試合が動く。
アルヘンはリケルメのCKにアジャラが頭で合わせて先制する。
だが、ドイツがオドンコールの投入と、アルヘンのキーパー、
アボンダンシェリの負傷交代から流れを掴んでくる。
アルヘンは後半27分にリケルメを引っ込める。
この受身の采配がアルヘンを苦しめる事になった。
後半35分にバラックのクロスにクローゼがヘッドで決め同点に。
延長戦に突入、ドイツの堅守にアルヘンは苦しみPK戦に突入。
PK戦ではレーマンが全てのコースを読み、結果2本止め
全部決めたドイツがベスト4へ進出した。
第5位2006.6.20 1次リーグB組第3節
スウェーデン2-2イングランド(ケルン)
得点者:前半34分ジョー・コール(イ)、後半6分アルバック(ス)
後半40分ジェラード(イ)、後半40分ラーション(ス)
試:22点
得:21点
熱:42点
計:85点2大会連続で同じグループに入ったスウェーデンとイングランド。
試合開始早々、オーウェンが負傷交代してしまう。
それでも試合はイングランドペース。34分にジョー・コールが
スーパーゴールを決め先制する。前半はスウェーデンにチャンスを
全く作らせない完璧な内容だった。
だが、後半6分にセットプレーからアルバックが同点弾を決める。
後半24分にはルーニーに変え、温存していたジェラードを投入。
後半40分、ジョー・コールの右サイドからのクロスにジェラードが
頭で合わせスウェーデンを突き放す。
このままイングランドが宿敵スウェーデン相手に勝利、と思われたが
後半45分、ラーションが意地の同点ゴールを決める。
試合は結局2-2の引き分け。イングランドはまたもスウェーデンに
勝利することが出来なかった。
第4位2006.6.24 決勝T1回戦
アルゼンチン2-1
メキシコ(ツェントラル)
得点者:前半6分マルケス(メ)、前半10分クレスポ(ア)、
延前8分マキシ・ロドリゲス(ア)
試:21点
得:23点
熱:42点
計:86点この試合は、開始早々に動いた。
セットプレーからマルケスが豪快に決めて何とメヒコが先制。
しかし、その4分後にこちらもCKからクレスポのゴールで
アルヘンが追い付く。アルヘンが流れを掴んだまま1-1で折り返す。
後半はテベス、メッシーの快足FWとリケルメが絡んだ攻撃で
メヒコ守備陣に襲い掛かる。逆にメヒコはカウンターからチャンスを
作るも決めきれる事は出来なかった。
延長戦に突入すると8分に左サイドのソリンが逆サイドにボールを
送る。これをマキシ・ロドリゲスが胸でトラップ、そのボールを
豪快にボレーで叩きこみ勝ち越しに成功する。
メヒコには反撃する力は残されてなかった。
アルヘンがベスト8に進出を決める。
第3位2006.7.1 準々決勝
ブラジル0-1
フランス(フランクフルト)
得点者:後半12分アンリ(仏)
試:23点
得:22点
熱:42点
計:87点8年前の決勝の再現。優勝候補最右翼のブラジルと
ジズーのラストダンス、フランスの対戦。
前半はブラジルはガウショ、フランスはジズーが持ち味を出して
攻撃を組み立てるも両チーム共に決定機を活かせない展開で
スコアレスで折り返す。
後半12分、試合が動く。ジズーの左サイドからのFKに
ファーサイドでフリーになっていたアンリが右足で押し込んで
フランスが先制。
アンリ-ジズーのホットラインが初めて繋がった瞬間だった。
その後、前線の枚数を増やしたブラジルの猛攻をキーパーバルテズの
好守などで凌いだフランスがブラジルの連覇の夢を打ち砕いた。
第2位2006.7.9 決勝戦
イタリア1-1(PK5-3)
フランス(オリンピア)
得点者:前半7分ジダン(仏)、前半19分マテラッツィ(伊)
試:22点
得:22点
熱:47点
計:91点開催国ドイツを破ったイタリアと、ジズーラストダンスのフランスの
決勝戦。先制したのはフランス。微妙な判定から得たPKをジズーが
落ち着いて決めて先制。だが、19分にはピルロのCKを
マテラッツィが頭で合わせて同点に追い付く。
イタリアはその後もセットプレーでは制空権を取りチャンスを
迎えるも追加点を奪うことは出来ず、前半終了となった。
後半はフランスペース。フランスの激しいプレスの前にイタリアは
中々チャンスを作る事が出来なかった。フランスもマルダーの
ドリブル突破からチャンスを迎えるも決めきれない。
延長戦もフランスペースだったが、延長後半にジズーが
マテラッツィに頭突きし、退場に。攻め手を失ったフランスは
得点を奪えずPK戦に。PK戦ではフランスはトレゼゲがバーに嫌われる。
反対にイタリアは全員が決めて、見事頂点に立った。
第1位2006.7.4 準決勝
ドイツ0-2
イタリア(ドルトムント)
得点者:延後14分グロッソ(伊)、延後15分デルピエロ(伊)
試:24点
得:24点
熱:48点
計:96点地元優勝の為に絶対に負けられない開催国ドイツと、
今大会失点はオウンゴールの1点のみのイタリアの対戦。
序盤はお互いにチャンスを作れずにいたが、
トッティのFKがレーマンのスーパーセーブに阻まれるとそこから
イタリアが攻勢にでる。一方のドイツもサイド攻撃からチャンスを
作るも、お互いに決定力に欠きスコアレスで折り返す。
後半はドイツが攻めるも決める事が出来ず、イタリアも鋭い攻めから
チャンスを作るも得点は奪えず延長戦へ。
イタリアは開始早々2本のシュートがバーに阻まれるなど
不運に見舞われるも、延長後半14分に、CKのこぼれ球をピルロが拾い
PA内のグロッソにパス。これを左足ダイレクトで鮮やかに流し込み
イタリアが先制。15分には自陣でボールを奪った
カンナバロからの速攻で、ジラルディーノが
フリーで走りこんできたデルピエロへパス。
これを落ち着いて決めて2-0。その瞬間の試合終了のホイッスルが
鳴り響く。土壇場の2連発でイタリアが決勝進出を決めた。
はい、以上が俺の選んだW杯2006ドイツ大会ベストゲーム10です。
今思うと全てが懐かしいですね。
ちなみにワースト10は
60位韓国-トーゴ
61位オーストラリア-日本
62位ポーランド-エクアドル
63位セルビア・モンテネグロ-オランダ
64位イングランド-パラグアイ
でした。
日本の試合だけだと
日本-ブラジルが58位、日本-クロアチアが19位でした。
ベストゴール10の発表はまた後程。
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